2027年12月19日

「カーマ・スートラ」は愛の総合手引書


インドの愛の指南書「カーマ・スートラ」は、人間同士が出会い、互いに言葉を交わし、魅かれ合い、愛し合うための手引書である。

「カーマ・スートラ」は、ただ単に性愛の技術のみを扱ったものではなく、男女の様々な愛の形を示したものであり、その扱う領域は広大である。首尾よく女を手に入れる方法、貞淑な女の行き方、女の心理を読む方法、身振りによる愛情表現についてなど、なかなか手を込んでいる。

「カーマ・スートラ」の構成上の面白さは。当時の裕福な都市生活者(ナーガラーカ)の性の対象が、妻、他人の妻、遊女と分類されている点にも表れており、未婚の男女の性関係についての慎重な記述に比べると、他人の妻をむぐる機略縦横で限りなく巧妙なやりとりはどうしても目についてしまう。




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